測量士補の受験の流れと勉強の仕方とは

測量中 測量士補

主に測量や地図の調整作業の業務に携わっている人が必要とする資格として「測量士補」とものがあります。

ここでは、測量士補というのがどういう資格なのかや実際の勉強方法、試験の流れ、合格後にする事などをまとめてみました。

これから測量士補を目指す人達の参考になればと思います。

 

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測量士補の概要と取得方法について

測量士補と上位の資格に当たる測量士とは「公益社団法人日本測量協会」 によると、

技術者として「基本測量(すべての測量の基礎となる測量)」 、「公共測量(国又は地方公共団体の実施する測量)」に従事するために必要な資格

であり、

・測量士とは「測量に関する計画を作製し、又は実施する者。」
・測量士補とは「測量士の作製した計画に従い、測量に従事する者。」

となっています。

測量士補は、測量専門学校等を卒業したり年1回の試験で合格すると取得できます。

 

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測量士補試験の申込みから受験までの流れについて

測量士補を取得するのに測量専門学校等を卒業するか試験で合格するという方法がありますが、ここでは受験願書の出願から実際の試験、結果発表までの例年の流れを書いていきます。

なお、年により変更になる場合がありますので、詳しくは国土地理院のサイトを確認してください。

試験の申込期間

試験の申込みについては、例年1月上旬頃~下旬頃となっています。

受験願書は毎年1月頃に国土地理院各都道府県の土木関係の部署及び日本測量協会で直接受け取るか郵送で請求する方法があります。

受験願書を受け取ったら必要事項を記入し、郵便局などで受験料相当の収入印紙を購入したものを同封して国土地理院に送付します。

※令和3(2021)年は4月12日(日)から5月17日(月)が受付期間となっています。

測量士補試験本番

実際の試験は例年であれば5月中旬頃に全国各地の会場で行われます。

出願時に希望する試験会場を選択することが出来ます。

受験票は例年4月下旬頃に郵送されるので、試験当日は忘れずに持参しましょう。

当日の試験は例年であれば13時30分~16時30分までの3時間になっています。

※令和3(2021)年に関しては、9月12日(日)に実施されます。

 

試験結果発表

試験結果については例年7月上旬頃ころに受験者に通知表が郵送されるとともに、受験番号が国土地理院のサイトで発表されます。

※令和3年(2021)年に関しては、11月8日(月)に合格発表予定となっています。

 

令和3年(2021年)試験について

令和3(2021)年試験については、9月12日(日)に行われることが国土地理院から発表になっています。

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測量士補試験の勉強方法とは?

測量士補試験を受けるための勉強方法は、主にセミナー、通信講座、独学の3種類があります。

それぞれの勉強方法には一長一短があるので、自分に合った方法で勉強していきましょう。

 

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測量士補試験の勉強方法は何がいいのか?

 

測量士補を独学で合格を目指す方法とは?

測量士補試験を独学で勉強するに、最初にしたことが測量の基本的なことを学ぶために以下の本を買って読みました。

この本を移動時間や寝る前などの隙間時間で読んで測量について基礎的なことを学んだうえで、測量士補試験の勉強を始めました。

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測量士補の出題分野とは

測量士補試験は、測量法関連、水準測量・平板測量、地図、航空測量、GIS、その他測量などの測量に関する分野を幅広く出題されます。

それぞれの分野について幅広い知識が必要になってきます。

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測量士補の出題分野別傾向と対策とは?

 

測量士補試験の直前対策とは?

測量士補試験の1か月前に差し掛かると、勉強をしていても理解できないところがあったりしてかなり焦ってくる人も出てくるかと思います。

そこで、やってほしいのが苦手分野の克服と得意分野を伸ばすこと。

そのために効率が良いのが過去問題集を繰り返し解くこと。

何回もやっていくうちに理解も深まるし、出題傾向も分かって試験本番も焦らずに問題を解くことができるかと思います。

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測量士補試験の直前にやる事とは?

 

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測量士補試験の準備と試験当日の流れ

いよいよ測量士補試験の直前に近づきました。

試験に持参した方がいいものとは?

試験に挑むにあたり、次のものを準備しましょう。

  • 受験票
  • 筆記用具(鉛筆またはシャープペン)
  • 消しゴム
  • 定規(20cm程度の直線定規で目盛がついているのがおすすめ)
  • 受験参考書(試験直前まで勉強したい場合)
  • 腕時計(シンプルなものでスマートウォッチは不可)

あとは、試験前日までに試験会場までの道のりを調べておいて、当日になって道に迷ったり、電車の乗り換えを間違えたりしないようにしましょう。

それと前日は早めに寝るようにして寝坊したり体調を崩さないようにしましょう。

試験当日の流れについて

試験は例年であれば13時までに試験会場の教室に着席して、13時30分試験開始となります。

試験当日は受験生が多く来て混雑しているので、早めに来ることをお勧めします。

教室に入ると机と黒板に受験番号が書いてあると思いますので、自分の受験番号と同じ席に座って待ちましょう。

ちなみに私は測量士補試験の時に間違えて違う受験番号の席に座っていたために、試験官に注意されました。

試験は13時30分から16時までの2時間半で、その間ひたすら問題を解くことになります。

試験開始から1時間半経つと途中退席ができますが、問題用紙は持ち帰ることができません。

問題用紙を手元に残しておきたい場合は最後まで残るしかないです。

試験問題については、試験終了後に国土地理院のサイトで発表されます。

 

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測量士補試験の準備と試験当日の流れについて

 

測量士補試験の結果発表とその後にやる手続きとは?

測量士補試験の結果は例年であれば7月頃に郵送で合否の結果が通知され、国土地理院のサイトに合格者の受験番号が公表されます。

(但し、令和2年度の合格発表に関しては新型コロナ感染症の影響で、令和3(2021)年1月18日に発表されました)

合格したら測量士補として業務を行うために、国土地理院に登録を行うことになります。

登録のための案内書が合格通知書に同封されているので、忘れずに登録を行いましょう。

登録申請をしてから数か月後(申請時期により変わるらしい)に登録通知書が送られてきます。

これにより、晴れて測量士補としての業務を行えます。

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今度は測量士に挑戦しよう

無事に測量士補に合格することができたら、今度は測量士を目指すことをお勧めします。

測量士となれば測量の監理技術者として必要な測量技術や成果の管理、評価を行うことが出来ます。

そうなると当然測量士補より幅広い分野で深い知識が必要となってきます。

実際、勉強をするとなると受験する人が少ないためか、セミナーや通信講座がほとんど存在しないし、測量士に関する書籍もほとんど少ないと言ってもいい状態です。

そうなると実際の業務で覚えたり、国土地理院のサイトにある過去問題集をダウンロードして解いたりして勉強することとなります。

それでも勉強することで測量についての知識が深まる上に実際の測量の業務にあたる上でかなり役立つと思います。

ちなみに私も過去挑戦したものの不合格。

次回の試験に向けて勉強の準備をしています。

 

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