仙台の奥座敷といわれている秋保温泉から、車で約20分走ると秋保大滝があります。
この秋保大滝は春から初夏に掛けては新緑、夏は涼を求め、秋は紅葉狩りをする人たちが多く訪れています。
そのため土日祝日や観光シーズンになると観光客が多くて、せっかく犬と秋保大滝を見に来たのに落ち着いて一緒に歩くことが出来なかったこともあるかと思います。
どこか落ち着いて犬と散歩出来るところを探したところ、秋保大滝に隣接したところに秋保大滝植物園という植物園を見つけました。
この植物園は観光客が訪れることも少なく落ち着いて散歩ができたので紹介していきたいと思います。
秋保大滝植物園で犬と散歩しよう
犬と散歩は出来るの？
犬を連れて植物園を一緒に散歩するのは可能です。
窓口で大人1人240円を払えば入園できます。ちなみに犬は無料です。
園内を散策する場合はリードは外さない、うんちは持ち帰るなどの基本的なマナーは守りましょう。
また、植物園なので花壇の中に犬を入れたり、おしっこをさせるのは止めましょう。
植物園を静かに鑑賞している人もいるので、あまり騒がしくしない方がよさそうです。
歩く場所は？
通常は園内の散策路を歩き回ることになります。
まず、入り口から左に行って、芝生がある中央広場を歩き、スイレン脇を通り、藤棚をくぐり抜けて、急坂を降ります。
そこから、山道を歩いた先に「すだれ滝」を見られる展望台まで行くことが出来ます。
帰りは、自然林の遊歩道をのんびり歩いていくと芝生広場に出ることができます。
この園内を１周するコースでのんびり歩いて約３０分程度かかります。
この散策路は未舗装なので雨が降った後はぬかるみがあって歩きにくいですが、乾燥していれば歩きやすいです。
走り回る場所は？
入口から入って、左側に中央広場、右側に芝生広場の2か所あり、そこで走り回ることが出来ます。
休憩する場所やトイレは？
園内の散策路にベンチが置いてあります。
また、中央広場にあずま屋と滝の展望台入り口に休憩所があります。
トイレは中央広場の先にあります。
秋保大滝の駐車場の状況は？
秋保大滝の駐車場と兼ねており、普通車が約200台（大駐車場、臨時駐車場、滝つぼ駐車場計）無料で駐めることが出来ます。
大駐車場はレストハウスや売店の前にあり、仙台方面から来ると道路の左側にあります。
この駐車場は秋保大滝のメインの駐車場になっていることから、観光シーズンは混み合っており、駐車待ちの車が待っていることも多いです。
臨時駐車場は大駐車場の奥と県道を挟んで向かい側にあり、秋保大滝から少し離れていることもあり、比較的空いています。
観光シーズンは最初から臨時駐車場に向かった方が比較的早くに駐車することが出来ます。
秋保大滝に近い滝つぼ駐車場は駐車台数が少ないので、観光シーズンはあまり当てにしない方がよいでしょう。
入園料と開園時間は？
大人240円、高校・大学生180円、小・中学生120円
イベント開催日（5/3、11/3）に無料で入園できます（要確認）
売店や食べる場所は？
園内には売店はありませんが、隣接する駐車場にレストハウスやお土産物店、時期によっては屋台が出ています。
どんな花が咲いているの？
宮城県内の山地や山麓の草木を中心に200種15,000本展示しているそうです。
春は「ツツジ」「シャクナゲ」「サトザクラ」など
夏は「ナツツバキ」「キキョウ」「アジサイ」「ヤマユリ」など
秋は「キク」「オミナエシ」「シロバナハギ」など
ここには挙げきれないくらい多くの草花が咲いています。
秋になるときれいな紅葉は見られ、見ごろは毎年11月3日前後となっていますが、年により変わるので事前に確認したほうが良いでしょう。
イベントはいつあるの？
※新型コロナの影響により、イベントの中止や変更などがあるので事前に確認してください。
毎年5月3、4日に「しゃくなげふれあいまつり」を開催しており、 工作、野天、クイズラリーなどを行っています。
毎年11月3日に「秋保大滝植物園まつり」を開催しており、 クイズラリーや工作体験が行われています。
イベント開催期間のうち、5月4日と11月3日は無料で入園できます。
それ以外にも体験会などが行われているようです。
また、冬季閉園期間中に開園する日があり、2021年は1月17日、2月14日、3月14日の3回あります。いずれの日も入園料は無料となっています。
近くにコンビニや買い物できるところは？
近くにはコンビニは無いので、出かける前や行く途中にある秋保温泉にあるコンビニで買い物を済ませた方が良さそうです。
秋保温泉にある「さいち」というスーパーはおはぎで有名ですが、それ以外にもお弁当が安く売っているので、ここで買い物するのも手だと思います。
秋保大滝植物園について
秋保大滝植物園の概要
仙台市内でも有数の観光地「秋保大滝」に隣接した植物園。
昭和55年10月開園。宮城県内の山間部にある草木類を中心に200種15000本の植物が展示されています。
春から秋にかけて色々な花が咲き続けており、初夏は新緑、秋には紅葉が見頃です。
所在地
仙台市太白区秋保町馬場字大滝5
交通機関
秋保大滝まで車で行く場合
- 仙台南ICから国道286号と主要地方道62号仙台山寺線で約22km26分。
- 仙台宮城ICから国道48号と国道457号主要地方道62号仙台山寺線で約23km29分。
- 仙台宮城ICから国道48号から秋保温泉経由で約24km31分。
- 宮城川崎ICから国道457号と主要地方道62号仙台山形線で約26km33分（シーズン中の秋保温泉付近や国道48号渋滞の時の抜け道に有効）
公共交通機関で行く場合
秋保大滝までバスまたはJRとバスの乗継で行くことになるが、比較的所要時間が長いのと山道で揺れるので、犬と一緒に行くのはあまりお勧めはしませんが、参考までに載せておきます。
- 仙台駅前から宮城交通バス秋保大滝行で快速60分、普通1時間20分（土日のみ1日3本運行）運賃は仙台駅前から1150円、秋保温泉から660円
- JR仙山線愛子駅から仙台市営バス二口又は野尻町北行きで39分、（平日行き5本帰り4本土曜日3本休日1本）。運賃は愛子駅から770円
- 陸前白沢駅前から仙台市営バス野尻町北行で26分（平日行き2本帰り4本土曜日1本）陸前白沢駅から570円
バスで秋保大滝まで行く場合、仙台まるごとパスというフリーパスが利用できます。
このフリー切符は連続する2日間で仙台エリアのJR、仙台市営バス、宮城交通などの路線が乗り放題となっており、大人1枚2720円で購入できます。
ちなみにこのフリー切符を購入すると各施設などが割引になるクーポンブックがついており、秋保大滝植物園の入園料も割引になるクーポンあります。
まとめ
秋保大滝は仙台でも有数の観光地であることから、多くの観光客が訪れるために犬を連れて散歩するには落ち着かないが、秋保大滝植物園は有料とはいえ観光客が訪れることが少ないのと園路も未舗装とはいえ歩きやすいので、のんびり自然の中を散歩するのに適しています。
天気が良い休日に愛犬と一緒にちょっと足を延ばしてお出かけするのに適していると思います。
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