ここでは測量士補試験の2ヶ月前にあたる4月から5月のゴールデンウィークあたりまでの時期の勉強方法と出題の傾向と対策について書いていきます。
測量士補の勉強について
受験票を提出した2月から3月にかけては仕事が忙しくて勉強時間の確保が難しく、通勤時間や昼休みなどの隙間時間に勉強をするのがやっとでした。
4月に入ると仕事の方が落ち着いたのでようやく勉強する時間が確保出来ました。
その隙間時間に測量に関する本を読んだので基礎的な内容は理解できた(と思う)。
そこで次は測量の各分野について詳しく勉強していきました。
実際の勉強方法について
この時期もセミナーやWeb講座が各地で開催されているのの、引き続き独学で勉強を進めて行くことにしました。
購入した本は「建築土木教科書 測量士補 合格ガイド (翔泳社)」という書籍で、作者は測量士・測量士補試験対策WEB主宰の松原洋一氏。
解りやすく解説してあるので、測量士補に関する理解を深めることが出来ました。
ちなみにこの本はKindle版も発売しているので、スマホなどにダウンロードして移動中などに読むのも良いと思います。
また、国土地理院に過去5年間の試験問題がPDF形式で掲載されているので、ダウンロードして問題を解いていました。
各分野の勉強方法
試験に出題される分野についての勉強方法について書いていきます。
測量の概論・測量の法令
主に測量法についてのことや測量についての注意事項などが出題されるけこうが多いので、測量に関する本を読んだりや過去問題を解いて覚えていきます。
測量について
水準測量や平板測量の結果を求める問題や測量用語が多く出てきます。
本や過去問題を解きながら計算方法を覚えたり、測量用語を覚えていきます。
三角関数や角度に関する計算は解けるようにしておきます。
また、トータルステーションに関する問題も出題される傾向があります。
あと、その他の測量として、縦断図や横断図、道路測量、河川測量なども出題されます。
地図に関するもの
ある地点の経緯度を求めたり、等高線に関する問題など地図の読み方を問う問題が出題される傾向があります。
測量に関する本と地図を見比べながら読んでいくと理解が深められると思います。
また、投影法に関することもひと通り覚えていきます。
航空測量など
航空測量に関する用語や特徴、さらに1コースあたり何枚撮影されるかというのが出題されます。
用語や特徴については本などで覚えて、1コースあたりの枚数については相似の計算方法を覚えておくと解くことが出来ます。
地理情報システム
GISと呼ばれているもの。
今後、地図、測量業界で必要となってくるものなので、何問か出題されます。
GISの特徴や用語。更に図形属性に関する特徴や使い分けについて覚えていきます。
その他の技術
最新の技術について出題される傾向が多いようです。
令和元年度試験では車載レーダー測量や数値地形モデル(DTM)について出題されています。
これらの情報については、国土地理院や測量技術の最新情報が書いてあるサイトを読んでいきます。
後は…
本当は受験票を提出してからこれらの勉強をしていくのがベストなのですが、自分の場合は2ヶ月遅れの4月から本格的に勉強を始めたので、時間を確保できたときに集中して勉強をしていました。
あとは、自分に合った勉強方法を早く見つけて、試験に向けて勉強をしていきましょう。