測量士補試験の勉強方法は何がいいのか?

黒板に数式 測量士補

測量士補試験を受験すると決めたときにどのような勉強方法があって、自分に合う方法があるのか調べてみました。

まずは国土地理院のサイトにある過去5年間の問題をダウンロードして一度眺めてみました。

それで過去どのような問題が出題されているのか大体の傾向を掴んだうえで、どのように勉強していくか検討してみました。

 

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試験勉強の方法

試験の勉強をするにあたり、セミナー、通信教育、独学の3通りの方法があるようで、それぞれの良い点、悪い点を調べました。

セミナーで勉強する

測量士補は専門学校や通信教育会社などが主催で試験前にセミナーが行われています。

講師の話を直接聴いたり質問も出来るので理解するのが早くなるようです。

良い点

  • 受験用の教材一式入手できる。
  • 講師から直接話を聞くことが出来るので、理解するのが早くなる。
  • わざわざセミナー会場に行くことになるので、モチベーションの維持になる。

悪い点

  • 受講料金がやや高め
  • 開催場所が決められているため、限られた人しか受講できない。
  • 時間が合わないと受講出来ないため本業が忙しいと参加出来ない。

主な実施業者

  • 公共社団法人日本測量協会(全国10か所)「測量士・測量士補国家試験受験対策答案練習セミナー」
  • 東京法経学院東京校、名古屋校、大阪校、福岡校「測量士補・本科2021」
  • 日建学院(各地)「測量士補コース」

 

セミナー受講中

 

通信講座で勉強する

測量士補の場合だと各社で通信講座があり、約4万円程度から受講できます。

講座はWeb形式やDVD形式で学習することになります。

少しお金は掛かりますが専門的な講師陣から指導を受けることができるのと、合格を目指すためのテキストで勉強できるので、独学で勉強することが不安な人は通信講座を利用して確実に合格を目指すという手もあります。

ちなみに測量士については殆ど行われておらず、公益社団法人日本測量協会で主催している通信添削講座が唯一です。

良い点

  • 受験用の教材一式入手できる。
  • 分からない点があれば教えてもらえる。
  • 受講期間が長めなのでじっくり勉強できる。

悪い点

  • 値段が高め
  • 受講期間が決められているため、短期間で勉強するのは難しい
  • 本業が忙しいと添削用の提出が難しくなる。

主な実施業者

web受講

 

独学で勉強する

通信講座などを利用せずに独学で勉強をする方法について。

勉強の仕方としては、測量士・測量士補の解説書の書籍が購入したり、過去に出題された問題を解くことで理解を深めるのがもっとも良いと思います。

入手手段としては国土地理院のサイトから過去5年分の問題及び回答例がダウンロード出来ます。

良い点

  • 費用が書籍代程度なので費用が安い。
  • 短い期間で集中して出来る。
  • 自分のペースで勉強が出来る。

悪い点

  • 受験に必要となる教材をそれぞれ揃える必要がある。
  • 解らない箇所があった場合、聞く人を確保するか、Webや書籍で調べる必要がある。
  • 受験までの期間が長いとモチベーションが下がる。

勉強中

 

自分はどうしたか

自分が測量士補の試験を受験を受けるのを決めたのが受験票を提出した1月頃でした。

主な通信講座やセミナーは早ければ試験結果が出た直後(7月)くらいから始まっており、1月頃にはかなり進んでいるように思われました。

さらにその頃には、本業が忙しく通信講座を受けたりセミナーに行く時間の確保が難しくなったことから、書籍を購入して独学で勉強する事にしました。

  • 2月から3月頃は仕事の合間の隙間時間(昼休み、通勤時間等)や寝る前を活用して測量に関する書籍を何冊か読んで基礎の勉強をする。
  • 4月に入って仕事が落ち着いてからようやく本格的に勉強を始める。
  • 5月の連休が明けてから過去問を何回も解くことで試験に備える。

このように勉強を進めることで無事に測量士補試験に何とか合格できました。

 

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